台湾の印刷会社さんへの発注、入稿について

2017/10/18
Takeshi Ambiru
ブログ 社長ブログ

台湾の小売店や飲食店はデザイン、印刷物にとてもこだわりを持っていることをご存知でしょうか。
台湾ではレストランのメニューの紙や、デパートの紙袋、はたまた名刺に至るまで質の高い印刷物を多く目にします。その理由の一つは高品質な印刷が日本と比べて低価格で提供されているからなんだと思っています。

弊社でも年に数回、台湾の印刷会社を利用することがあります。
それは以下のような理由とメリットがあってです。
1. 高品質な印刷物、特に名刺が多量に欲しい。
台湾の印刷会社はUVニス加工料金などが安く、1枚1〜3円くらいで加工賃込で名刺が作成可能です。
名刺は小さいので日本までの送料を考えてもコスパが良い場合が多いです。
2. 台湾の展示会・イベントに参加する際に、重い印刷物を日本から持って行きたくない。
例えばB3用紙4つ折りの印刷物を2,000部を日本から飛行機で運ぼうと思うとダンボール2つでかさばりますが、台湾で印刷をするとそのまま台北の滞在先ホテルに納品をお願いすることができます。

では、実際に台湾で印刷を依頼するってどうやるの?

ということになりますが、手順としては、シンプルです。
1. 台湾版(繁体中文版)の印刷物を作成する。
2. 台湾の印刷会社に発注、納品してもらう。

まず「台湾版(繁体中文版)の印刷物を作成する」点についてですが、多くは日本版の印刷物から翻訳とDTPを行うということになりますが、この2つの作業を別々の会社に発注してしまうと、特にDTP側で訳文の理解ができない等でレイアウトに大変困ることになります。外国向けの印刷物の作成は、翻訳とDTPの双方を一緒に発注しなければなりません。

次に「台湾の印刷会社に発注、納品してもらう」点についてですが、こちらはまず信頼の置ける会社を探し出すというのが第1のハードルです。台湾の企業担当者は英語もある程度話せますが、やはり中国語によるやりとりが出来ると細かいニュアンスの質問もできてベターです。次にその印刷会社さんと取引アカウント口座を作り、入金をして、注文を行います。納品物をホテルに届けて欲しい時は、印刷会社の他に、念のためホテルにも事前に連絡を取って置くと受け取りがスムーズです。

また台湾の印刷となると困るのが用紙名称と重さ表記の違いです。用紙は以下を参照してください。

用紙の中国語と日本語の比較

中国語用紙名  日本語
道林紙 上質紙
單銅紙 片面コートアート紙
雙銅紙 両面コートアート紙
雪面銅紙 マットコート紙
特級銅紙 光沢コーティングアート紙
銅版西卡紙 コートポストカード

 
次に重さの表記ですが、台湾では「四六判の原紙500枚分の重さが何ポンドになるか」で表記していますので、日本の印刷通販なので一般的に使われる「四六判の原紙1000枚分の重さが何㎏になるか」とは少し異なります。1kg=おおよそ2.2ポンドなので「台湾の重さ表記 / 2.2 * 2 = 日本の重さ表記」という式が成り立ちます。以下に簡易対応表を作ってみました。

台湾での重さ表記  日本の重さ表記
80P 73kg
100P 90kg
150P 136kg
180P 163kg
200P 181kg
250P 227kg

また紙の大きさ表記も日本とは異なりますが、こちらはストレートに対応しています。
G8K = A4, G4K = A3, G2K = A2, G1K = A1, 8K = B4, 4K = B3, 2K = B2, 1K = B1 です。

最後に弊社がお勧めする印刷会社さんを紹介します。
卡之屋網路科技印刷(http://www.cardhome.com.tw/)

親切なサービスと短納期を実現してくれる頼りになる会社さんです。

Youprint (https://www.youprint.com.tw/)

UIがわかりやすいです。

海外での印刷に関してお困りの際は、弊社にご相談ください。