鼻づまり解消の手術をしました。

2020/05/05
社長ブログ

鼻づまりというかアレルギー性鼻炎とはこれまで長年付き合ってきました。小さいことから鼻づまりがあり、花粉症も日本に帰ってきた21歳ごろからずっと患ってきましたが、36歳となった今年にはついに睡眠時も息苦しさが出るようになり、ブリーズライトも試してみましたが、やはり寝苦しく、もっと恒常的な対応が必要なのでは無いかと思っていました。耳鼻科を検索し、鼻の粘膜にレーザーを当てて縮小させるようなこともやってみましたが、全く効果は得られませんでした。

そんな中職場近くを歩いているときに「鼻のクリニック」と書かれたとてもデザインの良い看板を目にして、早速ググってみると「鼻づまりに悩む方々のための、鼻の手術治療専門クリニック」とあったので、早速予約をしてみました。

今術後1ヶ月以上立っていますが、結果としては大成功で、落石によって塞がれていたトンネルが開通したような感じで空気がぐんぐん鼻を通り抜けています。

さて鼻のクリニック、院内は撮影禁止だったのでお見せできないのですが、宇宙船のような近代的な内装で、診察も流れがとてもスムーズにシステム化されていたのが好印象でした。問診や診察の後、鼻の状態を確認してもらい、その後まずは手術の必要性を判断するために点鼻薬と鼻洗浄で症状が改善するか数週間やってみました。これではやはり改善せずに手術が必要と判断されました。

具体的に行った手術とKコードは以下の通りです。

  • 内視鏡下鼻中隔手術Ⅰ型(骨、軟骨手術)[K347-3]
  • 内視鏡下鼻腔手術 [K347-5]
  • 経鼻腔的翼突管神経切除術(後鼻神経切断術) [K344]

行った内容を簡単に説明します。左右の鼻の穴の仕切りを鼻中隔(びちゅうかく)と呼ぶのですが、この鼻中隔の中にある軟骨を除去することで仕切りを真っ直ぐに矯正する手術、これが1つ目です。2つ目は鼻の中のを塞いでしまう厚い粘膜を処置して薄くするものです。そして最後の手術は、後鼻神経切断術と言って鼻の奥にあるアレルギー性鼻炎の治療に必要な神経のみを切除する手術です。

鼻のクリニックでは、通常上記手術は2回に分けて実施するのですが今回はCovid-19の件もあり、一度で2回分まとめて実施していただきました。大変ありがたいです。

手術は前日から準備が必要でしたが何度もしっかり説明してくれるので安心でした。手術当日は妻に付き添って貰い、朝から午後3時くらいまでクリニックで過ごします。手術自体は全身麻酔で行われますので、深呼吸を数回したのちにはもう終わっており、あっという間でしたが、大変なのはこのあとでした。鼻中隔粘膜は血流が多い部位らしく、鼻にタンポンのようなものをパンパンに詰められます。鼻が四角く肥大化し、空気穴としてのストローも刺されていますが、鼻呼吸はほぼできませんし、鼻血と鼻水が混ざったものがしばらくダラダラ出続けます。タクシーで帰宅してからその後1週間は、この状態で過ごさなくてはなりません。口呼吸のみではほとんど熟睡もできませんし、日中も結構大変でした。この時期、人前でマスクが取れないので人にほとんど会わない在宅勤務&皆がマスクをしていることで助かりました。

1週間後にクリニックを再訪し、通称タンポンを抜いてもらったり処置をしてもらいます。そのあと2週間はかさぶた(とても大きな鼻くそ)が出ます。四六時中匂いもするためこれも少し憂鬱でしたが、クリニックの検査時に取ってもらうと大変スッキリします。

今は鼻洗浄のみを続け、場合によっては点鼻薬を使うことになるそうなのですが、花粉症の症状も出ず、24時間快適に鼻呼吸ができているので実施して本当に良かったなと思っています。

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