インバウンド消費とインバウンドマーケティングについて
「インバウンド消費」と「インバウンドマーケティング」という2つの言葉はとても似ていますが、実際には別のものを指します。
また双方とも現在脚光を浴びているので以下にその違いを示したいと思います。
インバウンド消費とは
インバウンド消費という言葉は今年の日経MJのヒット商品番付で東の横綱に選ばれた言葉で、訪日外国人による日本国内での買物をさします。
2014年は海外から日本を訪れる観光客が今年はじめて1,000万人を突破し、1,300万人に達するとも見込まれ過去最高を更新する見通しです。
国内消費を支える存在の一つになったため横綱に選ばれました。
インバウンドマーケティングとは
つい最近までの一方的な宣伝をアウトバウンドマーケティングといいます。ラジオ、テレビ、新聞などのマスメディアやウェブサイトを使い自社の魅力をアピールする手法です。
対してインバウンドマーケティングとは、端的にいうと「ターゲットとなる理想の顧客に魅力的なサービスを提供し、お店やサイトに何度も訪問したくなる仕組みを作り、時には情報をシェアしてもらえるようにすることが重要。」だということです。
マーケティングの歴史:http://dmj.underworks.co.jp/2013/06/26/infographic-history-marketing/
英語オリジナル:http://blog.hubspot.com/blog/tabid/6307/bid/31278/The-History-of-Marketing-An-Exhaustive-Timeline-INFOGRAPHIC.aspx
ウェブサイトやFacebook・TwitterなどのSNSは今や単なる情報発信ツールではなく、顧客の声に耳を傾けながら情報発信をするためのツールとなっています。
当社では、「インバウンド消費」と「インバウンドマーケティング」の双方を来年より積極的に提案していきたいと思います。