分散コンピューティングに参加したい

2015/07/05
社長ブログ

数年前までPlayStation 3を使って参加できたFolding@home。
終了が2012年11月ということで、まだ覚えている方も大勢いると思います。

米国スタンフォード大学の分散コンピューティング・プロジェクト
Folding@home™は、2000年10月より、全世界から100万個以上のCPUが参加している分散コンピューティング・プロジェクトです。
このプロジェクトの最終目標は、タンパク質の折りたたみ構造を研究し、関連する疾病の治療に役立てることです。
アルツハイマー病、がん、パーキンソン病、狂牛病をはじめとする各種の疾病が対象です。
– from SCE Folding@home ウェブサイト(http://www.scei.co.jp/folding/jp/)

実際の処理状況と関係があるのかないのかわからなかったのですが、タンパク質の構造がごにょごにょ動たり回転できたりして、PS3を放置してるだけで分散コンピューティングに参加して世界の大きな問題を解決する役に立てるということだったので、積極的に参加ました。世界中で同じような考えを持った人が多くいて、延べ1500万人のユーザーが参加したらしいです。そしてPS3での終了を告げられたことが少し悲しかったことを、PS3画面を見ていてふと思い出しました。

あれから3年経ってもこういったP2P分散処理プロジェクトに参加する機会はまったくないです。これはプロジェクトのマーケティングが十分に行われず、認知されてないからでしょうか。僕は早速検索して見つけたWorld Community Gridっていうのに参加して小児がんの新しい薬を開発するのを手伝ったり、地球外知的生命(地球外生物)の探査をサポートしたりしてみることにしました。

最近仕事では専らクラウドサーバー(クラウドコンピューティング)をたくさん利用し、またお客様に勧めていますが、個人で持っているデバイスの空き時間の処理能力は是非有効活用してほしいし、世界中の個人が所有している数億台、数十億台という圧倒的な数のデバイスの一部の人がプロジェクトに参加するだけでも驚くべき効果があるはずなので、是非広めていきたいです。

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