英語と日本語を使う会社における社内文章のやり取り

2011/01/10
社長ブログ

当社内では日本語と英語が標準語となっている。

業務に関わるメンバーのうち、業務内容を日本語の専門用語入りで読み書きのやり取りが出来るのが社内の5分の4くらい、英語でも同じく5分の4くらいになる。社外メンバー(日本国内外の協力メンバー含む)のことも考えるとどうしても文章は日英両語で書かなくてはならないのである。

システムの用件定義しかり、社内外メンバーとのNDAしかり、ただこうなってくると文章を法的に一致させるという問題が浮上してくる。社内で必要となるすべての文章を法的に完全に一致させる為に弁護士翻訳を行う資金的・時間的余裕がどうしても作り出せないのである。

そういった場合は現状私が翻訳を担当しているのだが、今はそれが一番問題が無く進んでいる。その文章や言葉に責任を持つ人間が自分の言葉で翻訳を担当するのが最適だと信じている。

日本のユニクロや楽天なら(通訳をいくらでも現地採用できるので)まだしも、中小零細企業がグローバルにビジネスを進めていくにあたっては、このように代表者・責任者が先方(採用した社員や協力企業)の理解できる言葉を使わなくてはとても不便で非効率になってしまうと思う。だから今後のリーダーとなる人間は英語や中国語を勉強するべきなのかもしれない。

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それでも日本語と英語の両方を1つの文章に織り交ぜて、それぞれの言葉を理解するスタッフに読んでもらいアクションを起こしてもらうのは困難な作業だ。翻訳のミス・言葉足らずもありえるし、記入者全員に両語での文書記入を義務づけることも出来ない・・・この辺りは我々もまだ模索しながら進めている段階である。

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