CSVをアップするだけでHubSpotに登録!(n8nで)
クライアントの声から生まれた、自社開発の自動連携フロー
こんにちは、アロハワークスの代表を務めている安蒜です。
私たちはWeb制作・ウェブアプリの開発を中心に、必要に応じて業務効率化やシステム連携のご相談もお受けしています。そのような中、HubSpotの導入支援を行っているクライアントから、こんな声をいただきました。
「エクセルやCSVファイルをアップロードするだけで、自動で顧客データを登録できない?」
確かに、Hubspotのインポート機能は毎回手作業でマッピングが必要で、インポート作業はなかなかに煩雑なんですよね。これが資料請求サイトからダウンロードしたCSVがスタートで、その請求サイトが複数あって日々データが増えている状況でもありました。
サードパーティの連携アプリをいくつか使ってみまして、マップピングだけは自動化できましたのでクライアントに紹介してみましたが、「うーん、もう一歩」という反応…確かにCSVをダウンロードして、アップロードして、ファイルを開いて、ボタンを1つ押すという手間が必要でした。
n8nで自動化の仕組みを作ってみた
そこで今回、私たち自身で一つの連携フローを構築してみることにしました。
使ったのは「n8n(エヌエイトエヌ)」という自動化ツールです。
「Google DriveにCSVを入れるだけで、HubSpotに登録される」
というシンプルな流れを目指して、数時間の試行錯誤の末、以下のような仕組みを作りました。
- Google DriveにCSVをアップすると自動実行スタート
- HubSpotのカスタムプロパティにマッピングしてインポート
- 登録済みなどでエラーになった場合はメールで通知
ちょっとした手間をなくすために時間はかかりましたが、「こういうのが欲しかった!」というものに近づけたと思っています。
n8nを使ってみて思ったこと
n8nは非常に柔軟で、ローコードで業務の自動化を組めるのが魅力です。
ただし、当然ながら万能ではなく、ある程度の知識や検証も必要です。
今回のケースでは、HubSpot APIの仕様も読み込みながら対応する必要がありました。
私自身はエンジニアというほどではありませんが、「どうすればクライアントの希望に応えられるか」を考えながら、手を動かしてみました。
このワークフロー、もし使ってみたい方がいれば
今回の連携フローは、私たちのプロジェクトの一部として開発したものですが、
もし「うちでも使いたい!」という方がいれば、お声かけください。
1,000円位でJSONファイルの提供も可能です。
さらにn8nそのものを活用して、購入フローごと自動化することも考え中です(笑)
HubSpotや自動化に関するお困りごとがあれば、お気軽にご相談ください。
2025/07/09追記
ちなみに上記全てがGoogleとHubspotへのRequestだったのでもしかしてGASだけで実行することもできるんじゃないかと思って挑戦したらそれもできてしまいました。一周まわるのも勉強です(笑)